2011年12月19日月曜日

日本人ベストゴール2011

独断と偏見による「日本人のベストゴール2011」

ベスト3の発表です!


まずは、第3位!!

李忠成選手のアジアアップの優勝を決めるスーパーボレーです。

1月に行われた同大会、途中出場の李選手が、長友選手からのセンタリングを
オーストラリアゴールにぶち込みました。

深夜の放送でしたが、大声で歓喜し、
翌日はスノーボードに行ったのですが、頭の中はこのボレーでいっぱいでした。

技術的なことを言うと、、、、

普通、足を振ると、下から上へ振りそうになるのですが、
体を寝かせることで、足を上から下へ振っているのです。

よって、ミートは「面」でなく、「点」で出来るので、小さな力で大きなインパクトを与え、
蹴る側の意識は、蹴るコースに集中できるのです。

日々の練習の「賜」です。

「アジアの頂点を決定付けたゴール」ということで第3位です。


アジアアップ決勝のハイライトはこちらです。

韓国、オーストラリアとは将来的にも良いライバルで切磋琢磨をしていって欲しいものです。



第2位!

言わずと知れた、女子ワールドカップ決勝、土壇場で澤選手がねじ込んだこの一発。

技術的にも当然難しいですが、コーナーキックを「点」で合わせに行くという勇気。

その勇気に感動です。

澤選手は、日本人初のバロンドールをゲットしてしまうかもしれませんね。

本田圭佑選手は悔しいのではないのでしょうか。

とにかく、「歴史を変えたゴール」ということで、第2位です。



第1位。

ゴールを見て、泣いたのは初めてです。

世界に日本のサッカーを広めた「KING KAZU」こと、三浦和良選手が
復興支援チャリティーマッチ「日本代表×Jリーグ選抜」で決めたゴールです。

「感動と勇気をくれたゴール」ということで、文句なしの第1位です。

技術的にも、ショートバウンドのボールを軽く合わせるように、
キーパーと、ディフェンスの動きも感じてのあのタイミングでのシュートはナイスです。

熟練のゴールセンスですね。


僕らの世代は、見事にカズに憧れた世代で、シザース(またぐフェイント)や、
カズダンスを真似たものです。

現在、44歳。
本当に素敵な選手です。


次のワールドカップには「レジェンド枠」を創設して、カズをワールドカップに出してほしい。
1分でも、1秒でも。

サッカーの神様、どうぞよろしくお願いします。